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和歌山でアコウダイが釣れる時期と釣り方を解説

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「アコウダイ釣りのポイントは?」
「アコウダイはいつ釣れるの?」

上記のように、和歌山でアコウダイ釣りに挑戦したい方は多いのではないでしょうか。

和歌山県には、初心者に優しい白浜沖から、大物狙いに最適な串本沖まで、様々な釣り場があります。

また、アコウダイは春から初夏の産卵期、秋から春の旬の時期、12月から4月の繁殖期と、季節によって異なる特徴を見せます。

今回は、「おすすめの釣り場」「ベストシーズン」「釣りの際の注意点」について詳しく解説していきます。

これからアコウダイ釣りに挑戦する方は、ぜひ参考にしてください。

和歌山でアコウダイ釣りができるおすすめスポット

和歌山でアコウダイ釣りができるおすすめスポットとしては、初心者に優しい白浜沖、大物狙いに最適な串本沖、アクセスの良いすさみ港の3つが代表的です。

それぞれのスポットの特徴について解説していきます。

白浜沖

白浜沖は、アコウダイ釣りの初心者にとって最適なスポットです。

水深300~500mのラングイと呼ばれるポイントがあり、アコウダイの乗っ込み時期に絶好の釣り場となっています。

特に、レンタルタックルが充実している船宿が多く、気軽に深海釣りを体験できるのが魅力です。

代々丸などの船では、キンメダイとの両天便も出ており、1日で複数の高級魚を狙えます。実績も高く、76cmの特大アコウダイが釣れた記録もあります。

船長の指示に従えば安全に楽しめ、初めての方でも十分な釣果が期待できます。

串本沖

串本沖は、本格的なアコウダイ釣りを楽しめる人気スポットです。

水深570m程度まで攻めることができ、大型のアコウダイが期待できます。

特筆すべきは、潮の変化が早く、一日違うだけで釣果が大きく変わることです。

西漁丸などの船では70cm、4.5キロのナイスサイズが上がっており、大物狙いには最適な漁場となっています。

ただし、深場での釣りとなるため、ある程度の経験が必要です。シーズン中は多くの釣り人で賑わい、「アコウダイの提灯行列」と呼ばれる壮観な光景も見られます。

すさみ港

すさみ港は、アクセスの良さと多彩な釣りが魅力のスポットです。

大阪からのアクセスも良く、初心者からベテランまで幅広い層に人気があります

港には様々な方向に堤防が伸びており、風向きに関係なく釣りを楽しめます。

アコウダイ以外にも、グレやチヌ、アオリイカなど豊富な魚種が狙えるのが特徴です。

施設面も充実しており、駐車場やトイレも完備されているため、長時間の釣行でも快適に過ごせます。

家族連れでも安心して訪れることができ、深海釣りの入門地としても最適なスポットとなっています。

和歌山でアコウダイが釣れる時期

和歌山でのアコウダイ釣りの時期について、季節ごとの特徴をご紹介します。

春から初夏(産卵期)

アコウダイ釣りは春から初夏が最も狙い目です。

この時期は水深200~300mの浅場まで魚が上がってくるため、釣りやすい条件が整います。

産卵のために群れで行動する習性があり、一度に複数匹釣れる可能性が高くなります。

特に6月いっぱいまでは、産卵を終えた個体が活発に餌を食べる時期となり、数釣りのチャンスです。

水温が上がってくるこの時期は、初心者の方でも船長の指示に従えば十分な釣果が期待できます。

秋から春(旬の時期)

秋から春にかけては、アコウダイの味が最も良くなる時期です。

この季節は、魚の身が引き締まり、脂がのって美味しさが増します。

水深300~600mの岩礁帯に生息しているため、深場での釣りとなりますが、その分、大型の個体が狙えます。

特に、寒い時期は身が締まって刺身や煮付けにすると絶品です。船宿でもレンタルタックルが充実しており、深海釣り初挑戦の方でも気軽に楽しめます。

12月から4月(繁殖期)

アコウダイの繁殖期である12月から4月は、最も釣果が期待できる時期です。

この時期は10万から30万個の卵を抱えた大型の個体が水深200m付近まで上がってきます

特に、和歌山の白浜沖にあるラングイと呼ばれるポイントは、水深300~500mで、アコウダイの乗っ込みに最適な場所となっています。

船長の指示に従って釣りを進めれば、「アコウの提灯行列」と呼ばれる、複数匹が一度に釣れる壮観な光景を見られる可能性もあります。

アコウダイ釣りの注意点

アコウダイ釣りで特に注意が必要な3つのポイントについて解説します。

海での釣りのため、竿やリールは必ず尻手ロープで船べりに固定する

深海釣りでは竿やリールの固定が何より大切です。高価な釣り具を失わないためにも、尻手ロープによる船べりへの固定は必ず行いましょう。

なぜなら、アコウダイは水深200~600mの深場に生息しており、強い引きで竿ごと海中に持っていかれる危険があるためです。特に大型魚が掛かった際は、想像以上の力で竿を引っ張られることがあります。

実際に、尻手ロープを使用しなかったために、数万円もする竿とリールを失ってしまった事例も少なくありません。

固定する際は、ロープを竿とリールの両方に回して、船べりにしっかりと結びつけることがポイントです。

重いオモリを使用するため、堅牢なロッドキーパーを選択する必要がある

アコウダイ釣りでは、堅牢なロッドキーパーの選択が重要になります。

深海での釣りには重いオモリが必要で、それに耐えられる強度が求められるためです。

オモリの重さは500g以上になることも多く、通常の釣りで使用する軽量なロッドキーパーでは破損してしまう可能性があります。

特に、船の揺れが大きい時は、さらに大きな負荷がかかります。

金属製の頑丈なロッドキーパーを選び、取り付け部分もしっかりと確認しましょう。

また、使用前には必ず強度をチェックし、少しでも不安がある場合は新しいものに交換することをおすすめします。

トラブルで投入が遅れると1回休みになる

アコウダイ釣りでは、仕掛けの投入タイミングが釣果を大きく左右します。

船長の指示があってから素早く投入できないと、その回の釣りチャンスを逃してしまいます。これは、船が潮に乗って流される中で、ポイントを通過してしまうためです。

特に、群れで回遊するアコウダイを狙う場合、タイミングが数秒ずれただけでも釣果に大きな差が出ます。

仕掛けの準備は前もって済ませておき、船長の「投入」の合図で即座に対応できるようにしましょう。

エサのつけ方や仕掛けの確認は、移動中に済ませておくことがコツです。そうすることで、貴重な釣りチャンスを逃すことなく楽しむことができます。

まとめ

和歌山でのアコウダイ釣りは、場所と時期の選択が釣果を大きく左右する重要なポイントとなります。

白浜沖、串本沖、すさみ港など、それぞれの漁場には特徴があり、経験レベルに応じて選択することで効果的な釣行が可能です。

特に初心者の方は、レンタルタックルが充実している白浜沖から始めることをおすすめします。

時期については、春から初夏の産卵期、秋から春の旬の時期、12月から4月の繁殖期と、それぞれに異なる特徴があります。

特に繁殖期は大型の個体が狙えるベストシーズンとなっています。

釣りの際は、尻手ロープによる竿の固定や堅牢なロッドキーパーの使用、タイミングを逃さない投入など、基本的な注意点を守ることで、安全で充実した釣行を楽しむことができます。